7月に完成した下妻工場にやってきた。他社の食パンは半分の材料をこねて発酵させ残りの材料をこねる中種法だが、本仕込は材料を1度にまとめてこねるストレート製法。ストレート製法で作る生地は柔らかく扱いが難しいが、もっちり食感に仕上がる。こねた生地を一斤ごとにカットし、丸める工程へ。独自の技術でパン職人の手法を再現している。フジパンの1番人気はネオレーズンバターロール。フジパンはマーガリン入りのロールパンを業界で初めて開発した。スナックサンドは1975年に発売を開始。当時耳を落とした2枚の食パンに具材を挟んだサンドイッチはなかった。そのアイデアと持ち運びの手軽さが評価されヒット商品になった。毎月限定発売で下妻工場の竣工記念商品が発売されている。発売前の「茨城県産牛乳を使用したクリーム&ホイップ」を試食した。