アメリカでは「やせ薬」がブームになっているが、株式市場ではどう見られているのか。大和証券キャピタルマーケッツアメリカの矢澤氏に話を伺った。矢澤氏によると、注目度は非常に高い。イーライリリーの2型糖尿病治療薬「マンジェロ」が肥満症薬として米FDAの承認を受けた。肥満症薬としての商品名は「ゼップバウンド」で、5日から薬局で販売されている。「ゼップバウンド」に関する研究で8カ月使用した場合の体重減少率は20.9％、使用中止して1年後には9.9％までリバウンドしたとのこと。これが報じられた11日にはイーライリリーの株価は2.3％下落した。肥満症薬の市場見通しは2030年には800億ドル規模に拡大すると見られており、大半がノボ・ノルディスクとイーライリリーがシェアを握ると予想されているとのこと。
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- 2024年7月30日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
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- 海外で実用化されている薬が日本で承認されない「ドラッグ・ロス」を巡っては、国内で開発されていない薬だけで86品目に上るのが現状となっている。その一方で心臓の再生医療技術を持つハートシードがきょう上場を果たしている。ハートシードの技術はiPS細胞を活用して心筋を作るというもので、心筋球という塊にして患者の心臓に移植することで病から救うものとなっている。ハートシ[…続きを読む]
- 2023年10月12日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
- モーサテ（経済情報）
- 第一生命保険の宿谷さんに話を聞く。宿谷さんは肥満症の治療薬が食品や小売に与える影響に注目している。宿谷さんは「アメリカで販売されているGLP1受容体作動薬は患者の食欲を減退させることで体重を減少させ肥満症を治療する効果があることがわかっている。ノボノルディスクが開発したGLP1受容体作動薬ウゴービは68週間服用することで体重約15％減少。アメリカで1億人以上[…続きを読む]
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