シリコンバレーの有能な人材を引きつけようと米国西海岸のサンフランシスコで日本企業が生成AIを活用したアプリ開発を競い合うハッカソンを開き、優勝チームには日本の有名職人が握るすしのコースがふるまわれた。このハッカソンは3日、多くのIT企業が集まるサンフランシスコで開かれ、23のチームが事前に開発したアプリの発表を行った。テーマは「生成AIを活用してインターネット通信販売の収益性を高める」というものでシリコンバレーの有能な人材を引きつけようと優勝チームには賞金3万ドルと日本国内の有名職人が握るすしのコースが用意された。発表では海外のウェブサイトで買い物ができるよう多言語のAIアシスタントがサポートするアプリなどが紹介された。審査の結果、新商品がどのような顧客層に受け入れられるかをAIで予測できるアプリの開発チームが優勝。メンバーたちは江戸前の本格的なすしを堪能した。