年率100%を上回る激しいインフレが続くアルゼンチンで今月、大統領選挙が行われる。接戦の中、世論調査で支持率トップに立ったのは、経済学者で右派の下院議員のハビエル・ミレイ氏だ。経済を安定させられない中央銀行を廃止し、法定通貨をドルにするなど、極端ともいえる政策を公約に掲げている。アルゼンチンは景気後退に向け突進していて、インフレにより物価は毎年倍増。人口の40%は貧困の中、暮らしていて、アルゼンチンの通貨のペソの価値は急落。多くの人は主要政党の政治家が経済危機を引き起こしたと避難している。
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