今シーズンの大リーグで最も優れたバッターに贈られるハンク・アーロン賞の最終候補に、アジア出身の選手として初めてホームラン王を獲得したエンゼルスの大谷翔平選手が3年連続で選ばれた。ハンク・アーロン賞は大リーグ歴代2位で755本のホームランを打ったハンク・アーロンさんにちなんだ賞で、ファン投票や元選手による選考でそのシーズンで最も優れたバッターがリーグで1人ずつ選出される。大リーグ機構は6日、最終候補を発表し今年アジア出身の選手として大リーグで初めてのホームラン王を獲得した大谷選手がアメリカン・リーグの最終候補に選ばれた。大谷選手は今シーズン、打率3割4厘、ホームラン44本、95打点をマークし、OPSは1.066で大リーグ全体でトップだった。大谷選手が最終候補に選ばれるのは3年連続で、受賞すればアジア出身の選手として初めての快挙となる。受賞者は例年11月に発表される。