バターリャ修道院は1388年に建設が始まり、100年以上の歳月をかけて完成。当時、ポルトガルの繁栄が頂点に達し、中庭にはいたるところにきめ細かな装飾が施されている。修道院内部の装飾にはイスラムの影響が見て取れ、教会正面はゴシック様式。内部の装飾は少なく、正面には16世紀のステンドグラスが残っている。修道院は18世紀に地震で大きな被害を受け、19世紀初頭にはナポレオン軍の侵攻によって修道士は放逐された。美しい姿が戻ったのは20世紀になってから。
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