婚活を通じて自分の人生と向き合う真下みこと最新作「バリキャリの子」。主人公は化学メーカーで研究員として働く田口理佳子27歳。母が理佳子を生んだ年齢と同じになったこと、さらに周りの友人の結婚ラッシュも重なり婚活を決意。早速婚活アプリを始め地方銀行勤務の田中さんと会うことに。理佳子の母はいわゆるバリキャリだった。そこでは婚活で浮き彫りになる当たり前と理想の違いがあった。真下さんは、婚活で出会う男性との会話が楽しんでほしいポイントだという。男性たちと話すほど、理佳子は結婚とは何か、家庭とはなにかを考えさせられていく。さらに婚活を始めたことで気づいたバリキャリ母の本当の思いとは。真下さんは、母と娘の話を書くことが多く、今作で初めて母と娘がちゃんと向き合う場面を書けたと思っている。この本を読むことを通じて、疑似体験ではないがスッキリするものがあると良いなと思ってラストを書いたという。
