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「パコ・デ・ルシア」 のテレビ露出情報

続いては大阪府・豊中市から。早速お伺いするとギターの練習の真っ最中だった。次なる依頼人は春名康宏さん(68)。弾いているのは「フラメンコギター」で春名さんが作ったという。フラメンコギターとの出会いは18歳のとき。たまたまラジオで聞いた世界的ギタリスト、パコ・デ・ルシアの演奏に衝撃を受けすぐさま教室に通った。就職してからはギターそのものに興味がわき年に2回はスペインの工房をめぐっていたがそれだけでは飽き足らず43歳のときに思い切って会社を辞めてスペインでフラメンコギター製作の修行をすることに決めた。しかしいざスペインへ向かうと、師匠となるはずだった方は妻を亡くした悲しみから工房を閉めており急遽別の方に教わるも1年後やむなく帰国。その後日本で6年修行し、50歳のとき晴れて自分の工房を持つことに。必死に努力したものの能力の限界を感じ60歳で引退した。実は春名さん、30代のころからギターの収集にも力を入れており、フラメンコギターとクラシックギターで合わせて100本以上買ったという。今回のお宝はスペインの名工が作った究極の逸品。。それは三十数年前、東京の楽器店で一目惚れし800万円で買ったもの。

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