衣類の大量生産や廃棄によって温暖化につながるCO2を多く排出し、世界第2位の環境汚染産業と呼ばれるファッション業界。アパレル各社は近年、この状況を変えるべく古着などを利用した脱・炭素ファッションの開発を続けてきた。その先陣を切ったのがアウトドアメーカーのパタゴニアで、20年以上前から環境に配慮した商品の展開に力を入れてきたそう。現在取り扱っている商品のうち96%がリサイクル素材を使用して作られたものだそう。一方カポックという植物を利用して脱炭素に取り組む企業もあり、カポックの繊維をシート状に加工することで薄くて暖かいダウン作りが実現し。