上位2人がパリ五輪への切符を掴めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)。東京五輪6位入賞の大迫傑選手がレースを引っ張る中、ここから飛び出したのが東京農業大学出身の小山直城選手。小山選手は2年生の時に関東学生連合のメンバーとして箱根駅伝を経験。選考レース前日には後輩たちも10年ぶりの箱根駅伝出場を決め大きな刺激になったという。母校の活躍を力に変えた小山選手はトップで初の五輪代表に内定。そして2位には拓殖大学で4年連続で箱根駅伝を走った赤崎暁選手が入り、元箱根ランナー2人がパリへの切符を掴み取った。一方で女子では出場最年少24歳の鈴木優花選手と2度目の五輪となる一山麻緒選手が代表に内定している。