バレー男子・柳田将洋に密着。ことし5月、2年ぶりの日本代表合宿に参加するため岩手・紫波町を訪れていた柳田。召集されたのは日本代表サブチームのB代表。B代表の活動期間は5か月間。パリオリンピックへ向けてトップチームとは別に合宿や試合を行い、活躍次第で随時メンバーの入れ替えが行われる。まさに、実力勝負のサバイバル。柳田はアタッカーではチーム最年長。誰よりも声を張り上げ、チームを盛り上げた。まずはB代表でポジションを勝ち取ることがパリオリンピックへの第一歩。若手選手たちが練習を終えた後も柳田はレシーブの居残り特訓をしていた。代表合宿のオフ日は柳田自身が企画し立ち上げた中高生の育成プロジェクトに携わっていた。また、合宿では同じポジションのライバル選手にもアドバイスをしていた。柳田は日本のバレーを盛り上げて大きくするため自分の影響力を限りなく使い切りたいと考えていた。