K-BALLET TOKYOの新作「パリの炎」。ダンサーの栗山が物語の舞台となるフランス。パリを訪れた。栗山は、フランス国王・ルイ16世を演じる。Kバレエでは、シンデレラなどで数々の王子を演じてきた。栗山は、ルイ16世について、王子とは違った威厳や風格を見せないといけない、王の風格を自分のものにしたいなどと話した。パリ・オペラ座ガルニエ宮を訪れた。大階段「グラン・エスカリエ」で、公認ガイドのジャンさんに出迎えられた。大階段は、オペラ座を象徴する場所で、観客にとっての舞台だという。大階段の先にある「グラン・ホワイエ」は、休憩中に観客が談笑する大広間。「パリの炎」の舞台は、17世紀・フランス。ルイ14世は、ヴェルサイユ宮殿を建設した。貴族が宮殿で優雅な生活を送る一方、市民たちは、重い税金と食料高騰により苦しい生活を強いられていた。舞台装置と衣装をデザインするのは、デザイナーのロバート・パージオーラ。宮尾は、舞台セットや美術、衣装について、Kバレエの伝統を継承したいという。ゲストダンサーとして招いたのは、ボストン・バレエ団にプリンシパル入団を果たした菅井円加と、ボリショイ・バレエ団のプリンシパル、ドミトリー・スミレフスキー。2人は、今回の主役である革命義勇軍のメンバー、フィリップとその恋人ジャンヌを演じる。自由と平等を掲げ、腐敗した王室打倒を目指し立ち上がる。ことし3月、公演まで2ヶ月半。フィリップとジャンヌの勝利と愛のパ・ド・ドゥなどの稽古が行われていた。宮尾は、今回、フィジカルは本当に大変、それに加え、革命時代の人々の強い思いと狂気を、ダンサーひとりひとりが表現しなければならないなどと話した。
