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「ヒカリッチ アソシエイツ」 のテレビ露出情報

新紙幣発行に向けて日付が変わる瞬間、渋沢栄一のふるさと、埼玉県深谷市で行われたのは新1万円札発行カウントダウンセレモニー。多くの市民らが集まり、新紙幣発行を祝った。2004年以来、20年ぶりとなる新紙幣の発行。1万円札は実業家の渋沢栄一、5000円札は教育学者の津田梅子、1000円札は細菌学者の北里柴三郎の肖像が描かれる。
新紙幣発行の前夜、めざまし8が取材したのは、新潟県内に住む増子さんと小林さん。こちらの金融機関で両替業務が始まるのは午前9時。誰よりも早く新紙幣をゲットするため、13時間も前から並んでいた。そんな2人がどうしても手に入れたいと考えているのが、紙幣に印刷される4文字のアルファベットと6桁の数字からなる記番号だ。Aのぞろ目や100以下の数字はレア度が高いとされ人気だという。古い貨幣の鑑定や販売を行う銀座コインによると、過去にはレアな旧紙幣がオークションで82万円で落札されたことも。そんなレアな新紙幣を手に入れるため、2人が両替用に持ってきた金額は32万円。
先程、東京・日本橋にある日本銀行では記念式典が行われ、植田総裁が日銀から金融機関への新紙幣の引き渡し状況を視察した。新紙幣がデビューする歴史的な日。一方、街では新紙幣への対応が間に合わない事態も。
東京・町田駅前のバスターミナルで、乗車してすぐの場所に設置された運賃箱に書かれていたのは「新紙幣使えません」との文言。「神奈中バス」の愛称で知られ、神奈川と東京の一部で運行されている神奈川中央交通の路線バス。1900台のうち、新紙幣対応の運賃箱に変更された車両は約4割にとどまっている。神奈中バスでは、9月末までに全ての車両の運賃箱を新紙幣対応に変更する予定。一方、券売機の販売業者には問い合わせが殺到。
新紙幣に対応するため苦渋の値上げに踏み切る店も。東京・品川区にあるラーメン店では原価の高騰に加え、新紙幣に対応した券売機の導入費用が重い負担に。やむを得ず、全てのラーメンを50円値上げした。そしてこれを機に、現金精算の廃止へと舵を切る店も。完全なキャッシュレス化を進めることに決めた新宿区のラーメン店。新紙幣に対応した券売機と比べると、導入コストが半分ほどに抑えられるという。ラーメン店の運営会社は、事前に2000人以上の利用客にアンケートを実施。その結果、90%以上が完全キャッシュレス化により利用頻度が増えるまたは変わらないと回答。利用頻度が減ると答えたのはわずか6%だったという。
新紙幣の発行に伴う様々な影響。新紙幣はこの後、順次、全国の金融機関に届けられる。めざまし8は全国256の金融機関を独自に調査した。すると、地域による差も見えてきた。

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