10月のある日、2歳児が緊急搬送された。この日の夕方、突如痙攣を起こし意識は消失。超音波検査や血液検査、頭部CTと入念に調べたが異常はなかった。母親に改めてこの日の行動を尋ねると、銀杏を食べていたことがわかった・銀杏を一度に多く食べると脳の興奮を抑える物質を低下させるため、脳が過剰な興奮状態となり痙攣を起こす。銀杏中毒は5歳以下の子どもに多いと言われ、2歳以下の子どもが症例の半分以上と言われる。銀杏中毒は特効薬がなく、ビタミンB6を補うことが唯一の治療法。無事回復し2日後に退院した。
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