グランプリ・コンサート2024は大阪国際室内楽音楽コンクール＆フェスタの優勝者が行う全国ツアー。第一部門の優勝者は2023年。第2部門の優勝者が2024年、楽器や演奏曲がフェスタ部門の優勝者が2025年に全国ツアーを行う。今年行われた第2部門の優勝者の東京公演の模様を紹介。文京区のトッパンホールでグランプリコンサート2024が開催した。主催した日本テレビ小鳩文化事業団の趣旨について海老原洋一氏は目と耳の不自由な人の支援、文化の普及、交流、振興を目的としている。福祉支援には手話スクールや点字カレンダーなどを製作し全国に無料配布した。またスクールコンサートはプロのタブの音楽に接する機会をつくり様々な音楽のすばらしさを伝える。文化の振興のため行われるグランプリ・コンサート。海老原氏は3年に一度開催し、コンクールを経て世界の第一線で活躍している若手演奏家の登竜門だという。日本テレビ小鳩文化事業団は目の不自由な人を招待するなどし演奏家の音楽にふれる機会を提供している。第1位はカピバラ・ピアノ・クァルテット。ヨーロッパンの4都市から集まった若手演奏家によって結成された。そしてコンサートが開幕しマーラーのピアノ四重奏曲 イ短調、モーツアルトのピアノ四重奏曲第1番、シューマンのピアノ四重奏曲 変ホ長調作品47などを演奏した。全国ツアーを行った印象にカピバラ・ピアノ・クァルテットはどこにいってもホールが素晴らしい、食べ物が美味しいなどと答えた。
グランプリ・コンサート2024ではカピバラ・ピアノ・クァルテットがエルガーの愛の挨拶を披露した。観覧客は今回のコンサートにきれいな演奏だった、招待をうけたお客は素晴らしかったと答えた。