ギリシャでは一部の地域で熱波と干ばつにより深刻な問題が起こっている。ギリシャ南部にある町では大きな湖の水位が下がり、湖底の村が出現した。この村は1980年、人造湖を作るために水中に沈められた。今回の干ばつは過去最大級だという。ギリシャ北部のピクルリムリ湖は熱波と雨量の減少で空になった。雨が2年降っておらず、干上がってしまった。収穫期を前に地下水が枯渇した農家はお手上げ状態だという。地元自治体は近くの川を復活させるためのインフラ整備を提案している。