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「ピーター・ロージ」 のテレビ露出情報

アメリカの議会で、政府の予算を巡る協議が難航しており、政府機関の閉鎖の可能性が高まっている。要因には、共和党の内紛がある。その為、数百万人の政府職員が無給の生活に備えているという。今月中に「つなぎ予算」が成立しなければ、来月1日から政府機関の一部が閉鎖となる。29日にはアメリカ議会の下院で、共和党の「つなぎ予算」が採決された。しかし、共和党の一部の議員が反対した。共和党で内紛が起きている。共和党は、中間選挙で下院の多数派を奪還したが、民主党との議席の差は僅かとなっている。その為、共和党は造反議員を出さないように、少数の意向を無視できない状況となっている。共和党の保守強硬派の議員たちは、「フリーダム・コーカス」と呼ばれている。フリーダム・コーカスは、緊縮財政・連邦政府の権限縮小などを訴えており、妥協を許さない強硬な姿勢を貫いている。フリーダム・コーカスは1月には、共和党のマッカーシー下院議長の選出に反対した。その時は議長が決まらず、投票が15回も繰り返されるという、164年ぶりの異例の事態になった。アメリカ議会政治に詳しい、ジョージ・ワシントン大学のピーター・ロージ准教授は、「一部の共和党議員が、全ての協力を拒んでいる」「最大の障壁は、国境の治安問題と、ウクライナ支援を続けるかどうかだ」などと説明した。共和党の強硬派は、「メキシコ国境での取り締まり強化」、「ウクライナ支援の見直し」などを強く主張している。政府機関が閉鎖されると、何が起きるのか。2019年には各地の空港で職員の欠勤が相次ぎ、2018年には「自由の女神像」の公開が中止された。今回は、GDP成長率が0.1~0.2ポイント下がるとの見方もある。

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