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「フイトン78」 のテレビ露出情報

軍がクーデターを起こし泥沼の内戦状態が続くミャンマー。武器を取った民主派勢力側が徹底抗戦を強める今、軍はミャンマー各地で市民を巻き込んだ空爆を激化させている。アメリカを中心とする各国は軍に対する制裁を課しているが、空爆は増え続け1900回を超えている。なぜ制裁を受けながら空爆を続けられるのか、私たちはミャンマー軍の軍事物資と資金の流れを追った。ヤンゴン郊外のティラワ港で登記情報を調べたところ、ジェット燃料があるのは3番ターミナルだけだった。3番ターミナルに船が入港したのは14回、うち10回が中国企業が所有するタンカー・フイトン78だった。航跡を遡るとベトナムのある港から合計8回来ていることが明らかになり、ベトナムの記録から供給した可能性がある企業が浮かび上がり直接問い合わせると、ジェット燃料をミャンマーに運んだことを認めた。さらに航跡を調べると出発点は中国の製油所だった。他にマレーシアやタイ、シンガポールから来ている船があることも分かった。では燃料調達するための資金はどこからきているのか。2023年4月に来日した国連のトーマス・アンドリュース氏は、政府開発援助 ODAの一部が軍の利益につながっている可能性を指摘した。クーデター後のミャンマーでODA事業の実態はどうなっているのか。

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