映画「君たちはどう生きるか」が来月、北米での公開がスタートする。これまで28の国と地域で公開し、フランスや韓国、台湾では大ヒットを記録するなど世界中のファンを魅了してきた。映画の魅力の一つは、様々なユニークなキャラクターたちで、キャラクターづくりの裏側に迫る「君たちはどう生きるか展」がおととい、三鷹の森ジブリ美術館でスタートした。企画・監修は宮崎吾朗さんで、宮崎監督自ら手書きで書いたイメージボードが公開された。映画に登場する、あいこさんやいずみさんといったおばあさんたちは当初、頭の文字だけを決めてから名前を考えていたそうだ。注目は主人公の眞人で、宮崎監督は当初から様々な姿の眞人を描いていた。また宮崎監督が手作りしたパノラマボックスも展示されている。イメージボードの展示は来年5月までを予定している。