ことし、かき氷専門店のオープンが相次いでいる。愛知県から移転し、横浜市にオープンした「のんてぃ」は、生の果実から手作りしているフルーツシロップが特徴だ。東京・町田市にある「ちいさなレストランTime flies」は、今週、グランドオープンする。農園から直接仕入れた苺の自家製シロップかき氷は、抜群のおいしさ。「茶寮億万はなれ」は、ことし、夏限定で新宿に復活した。ずんだのかき氷は、ごませんべいで味変ができる人気メニューだ。値段は、1000円以上が当たり前になっている。新大久保にある「ソウルカフェ」では、韓国式の長方形のかき氷が人気だ。牛乳ベースの液体に、果物をすりつぶしたものを入れて凍らせ、1ミリの細さの糸状に削り出して作っている。おすすめは、マンゴーだという。ことしのかき氷のトレンドは、食事系。銀座にある「Parlor Vinefru銀座」では、定期的に食事系かき氷を開発しているという。とうもろこしのかき氷は、1870円。仕込み時間は10時間以上で、削いだとうもろこしの芯を茹でて、だしをとった濃厚なトウモロコシソースになっている。