科学誌「ネイチャー」に発表された論文によると、インドネシアのスラウェシ島で2022年に発掘調査で発見された石器が、少なくとも104万年前、最長で148万年前のものと判明したという。石器があった現場周辺でみつかった動物の歯の放射性測定で年代を推定した。フローレス島では102万年前のものとみられる石器やヒト型の化石が見つかっていて、フローレス原人がいたと考えられている。スラウェシ島での発見は、2つの島の間にある海を原人が移動した可能性を示唆しているとしている。
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