今夏はNPO団体が主催する食品配布の現場から。並んでいたのは企業から寄付された災害備蓄品。家庭同様の企業でも働くひとのために備蓄がされるが賞味期限が近くなると廃棄されてしまう。食品ロスが叫ばれるなかでこうした課題を解決しようと三年前に起業したのはStockBaseの関芳実さん。オンラインのマッチングサービスのストックパントリーでは企業はぎりぎりの迫った備蓄食を掲載し、受け取り側は必要なものを申し込む。マッチング率は100％全国450の団体が利用している。現在90企業が50万食を無償提供している。