高校3年生の秋、国内で食用にされる家畜の数が年間約1700万頭と知り、動物に与える影響を考えてヴィーガン生活を選択した工藤柊さん。しかし、SNSなどでレシピを発信している人はいるが、バラバラになっていて、どこを見たら自分が食べたい料理が見つかるか分からない状態だったという。そこで工藤柊さんが作ったのがヴィーガンレシピ投稿サイト「ブイクック」、利用者は10万人以上。今ヴィーガンの食事が広まっていないため、手軽に食事を手に入れることができない。そこで立ち上げたのがヴィーガン商品専門ネットスーパー「ブイクックスーパー」。今年、渋谷にヴィーガン寿司専門店「Vegan Sushi Tokyo」をオープン。工藤柊さんはどこの店に行ってもヴィーガンのメニューがあるという状態をつくりたいと話した。