大槻さんのきょうの経済視点は『人的資源の最適配分』。大槻さんは「エビデンスに基づく政策運営をすべきだということ。なかなか分析が難しいのが人的資源だと思う。難しい面だが、どう最適化するか重要なポイント。日本は人材の流動化が少ない。企業の新陳代謝も低い。企業が存続する期間が長く人が動き辛い。2050年までに全人口に占める生産年齢人口が50%まで下がるのは先進国でダントツ。真剣にどう人の流れを作るかデータを駆使してはやく政策を決めるためにやってほしい。金融政策だと金利が低いと成長力がない企業も存続する。財政だと補助金をどこに出すか議論すべき」などと述べた。大川さんのきょうの経済視点は『北海道、底しれぬポテンシャル』。大川さんは「今の上場銘柄東証プライムの中で11月末現在で過去20年間でどんな銘柄が上昇したか見てみるとテクノロジー系をおさえて、寿スピリッツが1位。お菓子など手広く展開している企業がプライム上場銘柄で1位。北海道のお菓子は人を引き付ける。次世代半導体の量産を目指すラピダスも北海道に工場を建設するということなので、現地企業の研究開発など熱いものを感じた。最先端のテクノロジーでも急成長の可能性を秘めている」などと述べた。