演劇で演じるのは戦禍で住まいを追われた人たち。避難民の実体験をもとにした物語を舞台の上で表現する。劇のタイトルは「私たちは帰る」。演出家のカセム・イスタンブリさんは戦争に翻弄される人々の現状を広く知ってもらいたいとこの活動を行っている。カセムさんは戦争は人々の身に起きた物語の記録と述べる。ジャワド・シュマンさんは市内の学校に設置された避難所に身を寄せている。友人と遊んでいたところを攻撃、友人は亡くなる。カセムさんは避難者にとってはセラピーになると述べる。ジャワドさんは空爆の恐ろしさや避難生活の厳しさをありのまま表現するという。ジャワドさんの言葉は戦地を逃れた人たちの声なき声と共に観客に届いたよう。ジャワドさんは友達を大切にしてほしいと伝えたかった。演劇を続けたいと思うと述べる。
