米国・ブルックリンのベッドフォードスタイベサント地区では、小さな水たまりが大きな話題になっている。消火栓の水が漏れてできた水たまりの中で、50匹以上の金魚を飼い、ベッドスタイ水族館と名付けた。水族館ができるとすぐに話題になり、近所の子どもたちやアーティストたちが飾り付けをするようになった。詩を朗読する人が現れたり、池のそばで読書をする人など思い思いに過ごす憩いの場になった。地図検索にも表示されるようになり旅行者が足を運ぶ観光スポットにもなっている。池を作ったハージ マリック・ラビックさんはファッショデザインの仕事をするかたわら金魚の餌やりや掃除などをしているという。池を作った当初は非難の声も挙がった。そこで監視カメラを付けたり、見回りするようになった。水を温めたり綺麗にする装置の計画も考えているという。