警察犬は現場に残るニオイを嗅ぎ分け、容疑者や被害者の痕跡を追ったり行方不明の人やモノを探し出す。大阪府警察本部 警察犬訓練センターを訪れた。3つの犬種、16頭が訓練を積んでいる。人の数千倍のニオイを嗅ぎ分ける鼻を持つ。スタッフを相手に捜索訓練を行い、スタッフを発見することができた。なかなかクリアできない最終関門は臭気選別訓練。布のニオイを嗅ぎ5つから同じニオイを選べば合格となる。育成には多くの時間や予算が必要。大都市では配備が進むも、配備が十分とはいえない地域もある。民間から試験に合格すると要請に応じて出動する嘱託警察犬となる。
