ペットを亡くしペットロスに陥った人の力になろうと取り組む人形作家・笹本志げ子。7年前にわが子同然にかわいがっていたペットが亡くなり、羊毛でペットの姿を作ったのがきっかけになったという。笹本の人形を見た人から依頼が来るようになった。依頼した人は人形が届いたときについて「姿、形、毛の色、配色すべてがそっくりで、とびついてくるのではないかと家族全員で声を上げてのけぞった」と話す。笹本は「ペットロスを経験した私だから分かること、少しでも皆さんの気持ちに寄り添えたらなと思う気持ちで“出口は必ずあるよ”という気持ちを届けたい」と話す。