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「ペレストロイカ政策」 のテレビ露出情報

ロシア文学専門の東京外国語大学の沼野名誉教授によると社会主義国であるソ連時代から政府を批判するような発言や文化などは厳しく規制されスターリン独裁時代には政権揶揄だけで強制収容所に行くケースもあったがゴルバチョフ書記長のペレストロイカ政策などで規制が緩み1991年ソ連崩壊後に表現の自由が認められた。象徴が1994年にTV放送が開始した人形劇「クークルィ」ではエリツィン大統領などにそっくりな人形が登場しこれまでにない痛烈な政治風刺のため一世を風靡したがプーチン政権発足後の2002年に放送終了、締め付けが強まり公然とした政権批判は難しく時事的な風刺動画や文芸作品はネットで発信したという。ビタリー・テルレツキー氏は「ロシアは年々ひどくなっている。現在の法律は曖昧すぎて誰がどんな行動をとっても裁判が可能だと思う。自由に描きたいようなことを描けるロシアに住みたい」と話している。漫画家・ちばてつや氏はサバキスタンの単行本にイラストを寄せて応援している。ちばてつや氏は「サバキスタンは群衆が陥りがちな独裁的で共振妄信的な社会の顛末というシビアな題材をポップで可愛い絵柄などで絶妙なバランスを成立させた」と話している。出演者は「自分たちの想いをストレートで言ってはダメだという場合も沢山あって、そうした中で漫画という形で自分の想いを架空の世界で伝えることが一体どういう形で人々に伝わっていくのか興味深い。物語の中で”自由とは何か?”というくだりがある。最終的に自由とは恐れずに真実を語ることができることというふうに述べられている。それができないのが今のロシアや色んな国だろうし、それができているのが日本だと思うし、逆に日本で最後の最後まで守らなければいけないものが漫画の中に描かれていると思った。自由とは何なのか?ということを痛感させられる漫画だった」等とコメント。

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