米大統領選で民主党・共和党どちらの候補も支持しない“ダブルヘイターズ”の動向に注目。ハリス副大統領は「みなさんの支援があれば私たちは11月の大統領選に勝利できるはず」。支持率は接戦が続く。鍵を握るのはどちらも支持しない“ダブルヘイターズ”と呼ばれる人たち。“ダブルヘイターズ”の割合について、バイデン氏撤退前の5月は25%。調査開始以来最多。リテラリー・エニバディー・エルスさんは日本語にすると「マジで他に誰かいないの?」さん。テキサス州の数学の高校教師だったが「政治に抗議の意思を示すため」改名。大統領選への立候補を目指す。ダブルヘイターズは大きく減少したがいまだに14%。ダブルヘイターズ”だという男性は「パレスチナ問題・ホームレスの解消・国民皆保険など何の方針も示せていない」と語る。「マジで他に誰かいないの?」さんは「有権者はハリス氏の政策に同意するでしょうか?彼女はまだ私の心を動かせてはいません」。ジョージ・ワシントン大学・ピーター・ローグ准教授は「多くのダブルヘイターズはハリス氏の好感度が高いのでハリス氏に傾いている。ハリス氏がどんな人なのかを有権者が知り始めた時からが本当の選挙戦」と指摘。来月の討論会で初の直接対決となる。