関西国際空港でブラジル国旗を持つ団体を発見。その中の女性は5歳で和歌山からブラジルへ移民し65年ぶりの来日で、当時いつも一緒にいた大親友とも65年ぶりに再会する。
オーストラリアから来た男性にインタビュー。男性は妻の親戚が日本人で和歌山県人会世界大会に出席するという。明治18年に和歌山県からハワイへ22名が移住し和歌山県人の移民の歴史が始まった。大正末期までの移民からの送金額は和歌山県が全国1位だと言われている。移民の子孫たちが和歌山県に里帰りしている。また、和歌山県人会世界大会に出席するという別の家族に取材交渉し密着決定。
清子さんは昭和5年、和歌山県熊野川町の農家で生まれた。8人家族の貧しい家庭で育ち、海外に行けば土地が手に入り裕福になれると聞いた両親が移住を決意。しかし農地が用意されていると聞かされていた移住先はジャングルだった。綿花栽培を始め11歳だった清子さんも働き手になった。24歳のときに猟銃や農機具を修理する店を営んでいた日系人と結婚した。子どものために寝る間を惜しんで懸命に貯金しアルゼンチンでクリーニング屋を始めた。清子さんは憧れだった故郷の祭りを楽しみ、地元の小学校の昼食会にも参加した。
アイルランドから来た男性にインタビュー。オオスズメバチは全長約5cmの世界最大のスズメバチ。最高時速40kmで獲物を狙う。男性はオオスズメバチに慣れたいと思って日本に来たという。取材交渉し密着決定。