全日空が導入しながら新型コロナウイルスの影響で、3年間運航できていなかった世界最大の旅客機「エアバスA380型機の3号機」が航空需要の回復を受け、昨日始めて乗客を乗せて運航された。エアバスA380型機は座席数520の世界最大級の旅客機で、4年前日本の航空会社で初めて全日空が成田とホノルルを結ぶ定期路線に投入した。このうち3号機はこれまで運航できていなかった。昨日は色違いの1号機から3号機まですべての機体が成田空港に並んだ。機体は午後9時半ごろホノルルに向けて飛び立った。全日空では成田とホノルルを結ぶエアバスA380型機の定期便を年末年始の需要の高まりに合わせ、12月からは週10往復から14往復に増やす予定だという。