先週、1Lあたりのレギュラーガソリン価格が一挙に30円上がった川崎市内のガソリンスタンド。きょうも1L=182円と依然高値が続いていた。ホルムズ海峡の封鎖状態解消のめどが立たず、ニューヨークの原油先物価格が1バレル=100ドル台と再び上昇傾向に転ずる中、きょう“民間備蓄”15日分が放出された。この放出後は“国家備蓄”1カ月分を放出することで政府は安定供給につなげたい考え。備蓄放出は石油不足を防ぐ措置で、価格面では補助金支給が予定されている。高市首相は小売り価格を全国平均で170円程度に抑制するとしている。19日出荷分から元売りに補助金を支給予定。野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏によると、補助金が支給される前日の水曜日に元売り業者の卸売価格が先に決まるため、補助金の効果が小売り価格に反映されるのは1週間後の木曜日からになるところが多いと予測する。きょう取材したガソリンスタンドの責任者は値下げの時期は「在庫次第」としている。また、高市首相が明言した「全国平均で170円程度」という設定について、情勢次第では継続は難しくなるとの声も出ている。
