国連事務総長特別顧問のアミーナ・モハメッドさん。長年母国ナイジェリアで貧困の削減や女性の教育など幅広い分野で陣頭指揮を取り大きな成果を上げた。SDGsについて現実的でないという声に対し、目標が17もあるのは、いかに世界が複雑であるのかを示しており、総合的解決が求められるのだと述べた。取り残された人びとが過激派組織になっていることに関し、ナイジェリアでもボコハラムに加わっていることについて問うと、格差は大変な問題で、解決すべき大きな課題。社会からの疎外が原因で過激派になることは大変つらいとした。また貧困の原因には気候変動も関わっていると主張。