アメリカ議会下院のジョンソン議長は11日、政府閉鎖を回避するための新たなつなぎ予算案を発表した。11月17日までに成立しなければ18日未明から政府機関の一部が閉鎖されることになる。ジョンソン下院議長が発表したつなぎ予算案では一部は2024年1月19日まで、残りは2月2日までの歳出をまかなうとしている。しかし、バイデン政権が求めるウクライナやイスラエルへの支援は含まれておらず、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は「不真面目な提案で貴重な時間を浪費している」と批判した。また、身内の共和党議員からも大幅な歳出削減が盛り込まれなかったことへの反発の声が上がっていて、成立するかは不透明。