今回の「みどりをつなぐヒト」は、「No.100 勝亦健太」。静岡県・御殿場市の「かつまたファーム」という農場で、代表の勝亦健太さんに話を聞いた。テーマは、「カビの仲間を使ったコメ作りで温室効果ガスを削減」。「かつまたファーム」では、水田ではなく、水を張らない畑でコメを作っている。使用している種籾は一般の品種と同じ物だが、種籾に「マイコス」というカビの一種を付着させて、一般的なイネの根よりも細根を発達させて、吸水力を強めている。水田は酸素が少なくメタンが発生しやすいが、畑は酸素が多くメタンが発生しにくい。これにより、温室効果ガスの削減になっている。勝亦さんはコメ農家に生まれて、高校の教員になったが、34歳で実家の農業を継いだ。最後に勝亦さんが今後の夢を語り、エンディングとなった。