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「マイドール」 のテレビ露出情報

人形と楽しそうに踊る男の子は、なんだか人形にそっくり。これは、障害のある子供の特徴をそのまま再現した人形「マイドール」。「マイドール」を作っている大学2年生の坂田莉心さん(20歳)は「人形は全て五体満足で理想像の人形しか置いてなくて、(障害のある子は)『私って普通じゃないんだ』って無意識に入ってきちゃうのかなと思って」と話し、“障害は「ひとつ個性」”という思いで全国の障害のある子供たちに自分そっくりの人形を無償で届けている。きっかけは知的障害のある兄の存在で、坂田さんは「(兄は)確かに会話もできないし、一見、すごく怖いかもしれないけど、(兄は)優しい心の持ち主だし笑顔もかわいいし」と話す。“ありのままの自分を好きでいてほしい”と、これまでに届けた「マイドール」の数は20体以上。今回、人形を送るのは、黒目が中心に寄ってしまうなどの障害のある4歳の男の子。坂田さんは写真と人形を何度も見比べて、およそ1か月かけて男の子の特徴を再現した。男の子の家族は「見せたらニコニコで、寝るときも一緒に寝てた。お外にも連れ出しているような、お気に入りになってくれて、うれしいね〜」と話す。子供の笑顔のため、坂田さんは“世界にひとつしかない人形”を届け続けている。坂田さんは「渡した瞬間、本当に笑顔で跳びはねて喜んでくれて、本当に涙が出るくらいうれしかったので、求めてくれる子がいる限り、ずっとやり続けていきたいと思います」と話す。

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