連合は一昨日、今年の春闘について、経営側から回答があった771社の労働組合の状況を公表した。それによと、 賃上げは33年ぶりの5%を超えた。また非正規で働く人達の時給の引き上げ額は平均で71.10円で連合が集計を始めた2013年以降で最高となっている。中小企業に賃上げの流れを波及させることが出来るかが焦点になっている。連合の芳野会長は、これからが本当の正念場であると考えている、などと話した。今回の春闘の結果は日銀も重要視していて、来週18日からの金融政策決定会合では春闘の結果も踏まえ、マイナス金利政策を解除すべきか議論を行う。