小西さんは「信頼感がなければ3人目産もうとはならない。根本的に若世代の収入が少ない、女性に育児負担が偏っているなどを総合的に変えていくことが欠かせないと思っている」などと話した。少子化対策の予算規模と財源についてみていった。来年度から3年間で集中的に取り組んでいく少子化対策で「こども・子育て支援加速化プラン」というものがある。大きく3本の柱があり経済的支援に1.7兆円規模、全ての子供、子育て世帯への支援が1.3兆円規模、共働き・共育ての推進に0.6兆円規模で全体で3.6兆円規模となっている。財源の確保は規定予算の活用や歳出改革、支援金で財源を確保するという話がある。支援金は医療保険料に上乗せし全世代・企業から徴収するという。徴収額については医療・介護などの制度改正によって保険料の伸びを抑えていき、抑えた範囲内で徴収料を決める。しかし具体的な上乗せ額は示されていない。堀さんは「まず稼ぐための投資をしてほしい」などと話した。