パリ五輪の開会式まで7時間45分。本番ムードが高まる中、注目されているのが各国選手団の公式ウエア。日本選手団の式典用衣装のデザインは、赤の差し色が加えられたホワイトジャケットに、襟元にはフランスを感じさせるトリコロールカラー。米国の式典用衣装を提供するのはラルフローレ。“ファッションの国”イタリアの公式ウエアはジョルジオアルマーニ社が提供。ちなみに、開会式の衣装デザインは本番まで非公開とのこと。そんな中、五輪公式SNSが、大会が楽しみになる選手団の衣装デザイン特集として写真を投稿。それにより、“金メダル級”“エキゾチックですてきです”と話題となったのが、ひときわ異彩を放つモンゴルの衣装。モンゴルの伝統衣装「デール」をベースに五輪の聖火などが刺繍された衣装は、モンゴルの首都・ウランバートルを拠点とするブランド「ミシェル&アマゾンカ」が制作した。果たして“オシャレ番長”はどこの国なのか?街では、「米国、ラルフローレンかっこいい」「ハイチ、オシャレ」「モンゴルかっこいい、民族衣装って感じ」「ハイチ、色もきれい」「ハイチ、斬新」と様々な声が聞かれた。そんな中、五輪公式SNSが、大会が楽しみになる選手団の衣装デザイン特集として写真を投稿。ユニクロが開発したスウェーデンの公式ウエアは、軽くて肌なじみがいい。株式会社ユニクロ・ユニホーム&カスタマイズ部・小笠原一郎さんは「こちらが開会式のウエアになります。暑いパリの夏でも、軽くてすごく着心地のいいニットジャケットになっています」と話す。一方、競技用のユニホームには、スウェーデンカラーの黄色と青を採用した。刻々と迫るパリ五輪の開会式。各国の映える衣装争いにも注目。