堤真一さん・山田裕貴W主演で送る沖縄戦に動員された2人の兵士が伊江島で終戦を知らずに2年間木の上で生き抜いた実話を元にした映画「木の上の軍隊」が明後日公開される。伊江島では撮影のためガジュマルの木を撮影1年前から植樹して再現し、堤さんと山田さんは実際の木の上で芝居をした。当初は木に登るのも苦労したが、3週間の撮影を通して慣れていき、木に対して徐々に生き物で3人目の登場人物のような感覚になっていったという。また飢えのリアルを追求するために虫嫌いの山田さんは実際に虫を食べたという。2人は「戦争映画として見るよりも実際にいた人達の話として見て、その人達がいたから今の自分達がいるという思いで見て欲しい」など話した。先行公開している沖縄では観客動員が5週連続1位を獲得している。