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「ミャンマー中央銀行」 のテレビ露出情報

ミャンマーでは国内経済が低迷し、現地通貨の下落が止まらない。要因の一つがクーデターによって実権を握った軍の場当たり的な金融政策と考えられている。アジア総局の高橋潤は取材で月1回はヤンゴンを訪れているが、車が赤信号で停まるたびに物乞いをする子どもや高齢者の姿を目にするという。ヤンゴンで長蛇の列の先にあるのは、食用油とコメ。この日軍の指示で格安で売り出された。国内の経済が低迷する中、現地通貨チャットのさらなる下落。ミャンマー中央銀行は個人保有できる外貨の上限を1万ドルとし半年の間にチャットへ両替しないと罰する司令を発表。強制的にチャット買いを促したが、通貨安に歯止めはかからなかった。通貨の下落は深刻な停電を引き起こしている。停電は1日19時間に及ぶこともあった。ラッパーのビュー・ハー氏は「電気さえ供給できないお前らが国を統治できるわけ無いだろ」などとフェイスブックに投稿し政権を批判し、動画を投稿した翌日に逮捕され、扇動の罪で禁錮20年の有罪判決が言い渡された。市民は車を買って資産にしようとしているが、人気の日本の中古車は現在輸入が禁止されているため限られた在庫が高騰している。政策研究大学院大学の工藤年博教授は、今4回目の緊急事態宣言の延長があって民主は勢力と国軍との間での対立が続く、そういう状況の中では経済状況が好転していくのはしばらくは考えにくい、と語っていた。

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