全国にはその土地で愛されるご当地アイスがある。埼玉県羽生市にある1951年創業のモア松屋は週末に行列ができる人気ぶりで、昭和チックな店内は満席。「ソフトクリームL」を紹介。牛乳と砂糖のみで作られたアイス。秘密の配合をすることでシャリシャリ食感になるという。生みの親は「モア松屋」創業者の長谷川敏治、芳子夫妻。牛乳店を営んでいたが、1951年にアイスの製造を始めた。2代目は長男の妻・節子。3代目は4年前まで店とは無関係だった別井勝。牛乳販売の仕事をしていたが、コロナ禍でモア松屋が牛乳を仕入れられず店を開けられないという時、3代目から店の跡継ぎを依頼されたという。モア松屋のアイスは街で長年愛されるソウルフードアイスだった。