ロシアのプーチン大統領は3日、モンゴルのフレルスフ大統領と会談した。会談では、旧ソ連、モンゴル両軍が旧日本軍と衝突したノモンハン事件に触れ、「両国は日本の侵略に断固反撃し、主権と領土を守った」と述べて友好関係をアピールした。また、エネルギー分野での協力強化も確認した。プーチン氏をめぐっては、ウクライナ侵攻に伴う戦争犯罪の疑いでICC(国際刑事裁判所)が逮捕状を出していて、加盟国のモンゴルは逮捕義務があるが、今回、それを無視した形。ウクライナは、プーチン氏と「戦争犯罪の責任を共有している」としてモンゴルを非難した。