ミュージカル「ビリー・エリオット」の原作は映画「リトル・ダンサー」。スティーヴン・ダルドリーの演出でミュージカルになり、音楽はエルトン・ジョンが担当。舞台は1984年イギリス北部の炭鉱町で、主人公ビリー・エリオットはバレエに心を奪われる。父に反対されても夢を追いかける姿は町全体の希望となっていく。綾瀬は全身で表現するエネルギーがパワフルで衝撃を受けたと話した。2017年には日本版初公演が行われ、一大旋風を巻き起こした。2020年の再演は新型コロナウイルスで開幕が危ぶまれたが、逆風の中公演を実現させた。宮本亞門はここまでいい作品が生まれてしまったかという感動を覚えた、自由で誰にでも共通するテーマを凝縮した作品と話した。