高いキック成功率について、松田は、外すことも入れることも考えず、無心でやっていたなどと話した。印象に残っているキックについて、松田は、チリ戦の最初の1本だとし、これまでの代表シリーズでは外すことが多く、ワールドカップ初戦の大事な1本目で、自分にとって難しいキックを決めることができ、ここからノッていくことができたなどと話した。松田は、蹴る前のルーティンをスタジオで披露した。右ポールをまっすぐ狙う形でセットし、しっかり下がって確認したら、軸足の位置を決め、深呼吸して決まった歩数だけ下がる。肩を上げてフォームに入り、自分のペースで蹴る。松田は、蹴る時に、肩が下がったことが原因で外していたから、しっかり肩を上げて、上半身を使って全体で蹴るイメージでやっているなどと話した。風などの状況により、セットで狙うところを変えるという。松田は、キッカーによって、下がり方やボールの立て方が違って、自分の形があるなどと話した。海外の応援について、松田は、現地でも、日本代表のバスが通ると、手を振ってくれるなど、応援されていることを感じていたなどと話した。日本ラグビーの今後について、松田は、今回は、前回大会を超えられなかったことの悔しさがあったため、次の4年後に向けて、ひとりひとりがレベルを上げ、今大会を超える結果を出したいなどと話した。