ラグビーの今大会キャプテンを務めた姫野和樹。姫野は「もっともっとラグビーが認知され、もっともっとラグビーの人気が出ると思う。そのため課せられた責任はすごく重い」などと話していた。そんな強い思いで挑んだW杯。しかし初戦のチリ戦、左足のけがで欠場。それでも試合前練習で誰よりも声を出し、チームを鼓舞した。強豪・イングランドとの第2戦で復帰すると国歌斉唱では思わず涙。試合では得意のジャッカルで相手の攻撃を断ち切った。続くサモア戦、ロッカールームでチームメイトを鼓舞しプレーでもチームを引っ張る。後半開始早々、姫野のジャッカルが決まった。さらに今大会初トライを奪い、日本を勝利に導いた。しかし昨日アルゼンチンに敗れ、2大会連続の決勝トーナメント進出には届かなかった。試合後円陣の中心で涙を流した姫野。キャプテンとして挑んだW杯が終わった。