大ヒットインド映画の「RRR」はアカデミー賞歌曲賞を受賞している。日本でのブームの火付け役となった映画「バーフバリ 王の凱旋」など次々世界が注目の作品が登場している。ニューデリーから飛行機で2時間の南部ハイデラバードはインド映画の中心地ラモジ・フィルムシティがある。674ヘクタールの敷地内に47のスタジオやセットが組まれ世界最大の映画スタジオに認定されている。インド映画に欠かせない駅と電車のセットなど観光客にも開放されている。スタジオでは年間250本以上の映画が作られ日本庭園をイメージしたセットもある。インド映画を代表するプラシャーント・ニール監督を取材した。インド映画の最終兵器と言われた「K.G.F CHAPTER1&2」はインド国内興行収入がRRRを超え約200億円にのぼっている。ニール監督は「インド映画は感情表現が豊か、映画づくりに関わる人はみな情熱を持っているが私たちには感情を背景にした大胆なものを見せようという信念がある」などと語った。インドには憲法で認められている言語が22もあり言語を超えた表現が求められていることもあるという。ニール監督の最新作では主人公がためていた怒りを解放する場面など言葉がなくても伝わるという。映画は来月日本でも公開予定。