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「リンゴ皮むき工法」 のテレビ露出情報

ガスタンクの中は真っ暗だった。内部の様子をVTRで見せてくれた。柱や梁は一切なく頑丈な鉄板の壁のみで支えられている。鉄板を118枚溶接でつなげている。内部は完全な空洞。解体は一筋縄で行くはずもない。そこでリンゴ作戦。地上30mの天井から細く垂れ下がる鉄板が。タンクをリンゴの皮のように切っていく。現場監督の小林さんによると世界でもうちだけの特許工法。ガス溶断の作業は下からは全く見えない。そこで登場したのがドローンカメラ。上空から確認するとゴンドラの上から1人でガス溶断するのがリンゴ皮むき工法。1本をまっすぐつなげて切るのが重要。ガスタンクに使われる鉄板の総重量は1000トン。従来はタンクを足場で覆い細かく溶断してクレーンで吊りとる大掛かりな作業だったがリンゴ皮むき工法では切った鉄板の重さで自然とおりてくるのでつり取りの作業が最低限ですむ。職人の数を減らせるだけでなく工期も従来の3分の2に短縮。唯一必要なのがガス溶断の達人。達人の福井勝さんは集中力が必要なので目が疲れると話した。作業はまず下半球の解体。底を切り開き、高所作業車を中に停めて全長1kmの鉄板を2週間かけて切り落とした。上半球のカギを握るのが達人にしかできない技だという。達人は切断面の角度が違う5つの切り方を見せてくれた。タンクの場所によって角度を変えるという。地上30mの解体現場へ。切る前に丁寧に幅を測る。ダイナミックに見える解体工事の裏には達人の高い技術と慎重さが隠されていた。開始から2か月半、スイカ柄のガスタンクは姿を消した。伊野尾慧は「こうした工法をしているのが驚きだったしほとんど1人の方の切断で解体しているのが驚いた」などと話した。

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