今週日曜日は凱旋門賞が行われる。レース名の由来はフランス・パリにあるエトワール凱旋門。1969年以降、日本馬は21回延べ34頭が挑戦したが未勝利(2着4回)。今年はシンエンペラーが参戦する。海外競馬評論家の合田直弘さんがライバルとなる世界の強豪馬を解説した。今年のヨーロッパ競馬は3歳馬が強いといわれ、中でも代表格がフランスの3歳牡馬ソジー。同じ舞台で行われた前哨戦で勝利。そのソジーに仏ダービーで勝利しているのがルックドゥヴェガ。シンエンペラーはフランス生まれ。兄は2020年凱旋門賞優勝馬のソットサス。フランスのセリで210万ユーロ(約2億8000万円)で落札され日本でデビュー。皐月賞(GI)5着、日本ダービー(GI)3着となった。